「第四回光友会福祉川柳」表彰のご報告です!

光友会新春の集いで「第四回 光友会福祉川柳」の表彰式を行いました。

 

たくさんご応募いただいた作品の中から最優秀賞一作品並びに優秀賞二作品を選考し、表彰させていただきました。

 

最優秀賞は熊田松雄様、優秀賞は横手敏夫様、中年やまめ様の作品になります。

 

最優秀賞  『持ち味の 旨み届ける 欠け茶碗』  熊 田 松 雄 作

 

優秀賞 『介護する 俺を励ます 母が好き』   横 手 敏 夫 作

 

優秀賞 『白い杖 ハクジョウながら 私の目』  中 年 やまめ 作

最優秀賞を受賞された熊田松雄様は、所要のため新春の集いには出席されませんでしたが、

メッセージを頂戴いたしました。

 

 

 「最優秀賞受賞のお知らせをいただき、恐縮しております。ありがとうございました。

 

 川柳は人間を詠む文芸だといいます。今回の受賞句は、人間だれもが、どこか欠けている

 

 ところがある存在。それを“欠け茶碗”と見立てました。

 

 人間だれもが、欠け茶碗のような存在です。そんな茶碗だからこそ、その人ならではの、

 

 その人しか出せない旨みが、にじみ出てくるのではないでしょうか。

 

 共生、福祉、地域色。光友会のもつ理念とも、共有するものがあるように思います。

 

 結びにこれからの光友会のますますのご発展を祈念申し上げます。

 

 本日はありがとうござました。」   熊田 松雄

 

皆様、たくさんのご応募ありがとうございました。

 

尚、入選作(佳作5点、かわうそ賞20点)は、下記の作品になります。

 

佳 作 

   

   『元ダンサー 今は段差で ひと苦労』     鈴木恵美 作

   『見つけよう 伸ばしてあげよう 出来ること』 杉山大輝 作

   『誰よりも 手を焼いた子が いま頼り』    鮎川幸太 作

   『返納で 父の愛車は 車椅子』        金剛麗子 作

     『うちの妻 腰は立たぬが 口は立つ』     松浦哲男 作

 

かわうそ賞

   『すぐ側に 名医に勝る 妻の笑顔』      『しょうがいは 個性と胸張る 父と母』

   『できなくて それがそんなに 悪いこと』   『たまに手を 抜いて介護が 長続き』

   『できること こんなにいっぱい あったんだ』 『自立する その芽を伸ばす 地域の輪』

   『手伝わず 見守って待つ それも愛』     『心にも 挿し木している 思いやり』

   『聞こえない 世界がとっても うるさいの』  『あれ、今日は 俺と息子を 覚えてる』

   『癇癪の 奥に本音が 混ざってる』      『いじめたこと 忘れた義母 の背を流す』

   『歳とれば 妻は看護師 栄養士』       『ボクの顔 忘れられても 母は母』

   『車椅子 押してバリアに 気付かされ』    『出来ないと 思わずまずは やってみる』

   『全身と 五感を駆使し 意思疎通』      『膝をつき 同じ目線を くれる人』

   『姪と祖父 並んで練習 箸使い』       『変わってる 得意伸ばせば けた違い』   

こちらのページからもご確認頂けます!(10ページ目)

 

https://www.lfa.jp/global-data/20200206164243170.pdf