求人情報

職員のご紹介

「大変でも、この仕事をやめてしまうのは 「悲しい」と思った」支援員・須藤 嵩登
須藤ガッツポーズ!
身体介護を必要とする障害のある利用者さんたちが24時間・365日を過ごす「湘南希望の郷」。ゆったりと、思い思いに過ごす素敵な時間が流れています。そんな利用者さんたちの日常を守っているのが、支援員の須藤さん。施設内に住むネコと戯れたり、今はまっているカードゲームの話をしてくれたり、とてもお茶目な人です。彼らしく自然体の言葉で、この仕事への想いを聞かせてくれました。

光友会で働こうと思った
きっかけは?

Answer
子どもの頃は身体が弱かった私。看護師だった祖母が働く病院に頻繁に通っており、祖母が患者さんと向き合い、「助ける」姿が目に焼き付いていました。その影響なのか、「人を助けたい」という想いが強いのかもしれません。
単位制だった高校では、介護の授業も選択し、学んでいくうちに、介護の道に進もうかなという気持ちが少し固まってきました。学校で進路を相談したところ、光友会とつながりのある先生が連れて来てくれたのは「ふくし村まつり」という光友会の一大イベント。車椅子の利用者さんと一緒に出店を回ったり、欲しいものを買ってきて食事の介助をしたり。慣れないボランティアでしたが、職員の方が親切に教えてくださってありがたかったです。職員の方と利用者さんの関係もすごく良い雰囲気で、他の法人さんも見学したのですが、ここで働きたいという気持ちになりました。
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仕事を始めてみて、
どうでしたか?

Answer
夜勤を始めた頃は、本来ならば途中で仮眠をとるのですが、一度眠ってしまうと起きられなくなるかもしれないという恐怖心から、一睡もせずに朝まで働いていました。体力的に辛かったですね。
ケアプラン会議中につい居眠りをして呼び出しをくらってしまったこともありました・・・。
また、朝の食事介助中、ゆっくり召し上がる利用者さんだと、食べていらっしゃる間にうっかりウトウトしてしまうことも。そんな時も笑いながら起こしてくださる、本当に優しい利用者さんたちです。
原付で通勤していますが、当時そんな余力はなく、バスで通っていました。今はもちろん仮眠をしっかり取って、夜勤の生活リズムができていますよ。

仕事を続けている
原動力は?

Answer
最初は先輩について仕事を覚えていくのですが、ちょうど独り立ちをしたころ、ギックリ腰を発症してしまいました。介護リフト(機械)が充分になかった当時は、慣れない介護の動きに身体が悲鳴をあげた瞬間でした。本当に辛くて、やめたいなと思ったことも事実。それでも「ここでやめたら、もう二度と働けないんじゃないか?」という想いと、何よりも自分に負けたくないという底力が目を覚まして、この危機を乗り越えることができました。
そして、言葉にするのが難しいのですが・・・いきなりやめてしまうのは「悲しいな」と思ったんです。利用者さんのお話を聞いて、その希望をかなえるために支援する。これが「人を助けたい」という自分の想いに応えてくれる仕事なのかな、と思います。
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これから光友会で
チャレンジしたいことは?

Answer
今は新型コロナウイルスの影響で、外出ができません。利用者さんみんなで集まってとっていた食事も、今は各居室で。1日のほとんどを居室で過ごす方も少なくないです。大人数で活動することができないため、時間も場所も足りない。そんな難しい状況ですが、この施設の中で少しでも楽しみを感じてもらえるように模索していきたいと思います。
また今年は、レクリエーションの担当になりました。自分が光友会に入るきっかけの一つになった「ふくし村まつり」や、名物の花火大会(プロの花火師さんが来てくれます!)も、中止や縮小ですが、レク担当の本領を発揮できる日を心待ちにしています。

読者へのメッセージ

大工だったら、家に住む人のために。漁師だったら、魚を食べる人のために。
光友会には「利用者さんのために」仕事をしたい、という人が集まっています。
お金を稼ぐためだけではなく、「誰のために」仕事をしたいのかを考えて、仕事探しをしてみてください!
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